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甲斐啓二郎 / KAI Keijiro

骨の髄(サイン入り)

骨の髄(サイン入り)

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甲斐啓二郎による写真集『骨の髄』。2012年から2018年にかけて、イングランド、ボリビア、ジョージア、そして日本各地で行われる5つの祭事を撮影したシリーズを収録。2020年、新宿書房より刊行。

アッシュボーンのShrovetide Football、秋田県美郷町の竹打ち、ボリビア・マチャのTinku、ジョージア・シュフティのLelo、長野県野沢温泉村の道祖神祭り「火付け」。いずれも、人と人の身体が激しくぶつかり合う行為を伴う祭りであり、甲斐はそのただ中に入りながら撮影を続けた。

写真には、祭りの全体像を説明するような視点よりも、押し合う身体、汗、湯気、土埃、混み合う人々の顔や手足が連続して現れる。最初に撮影したShrovetide Footballでは、帰国後の写真にフットボールの記録とは思えないほど「何をしているのかわからない」場面が残ったという。そのわからなさから、人々を突き動かすエネルギーはどこから来るのかという問いが生まれ、その後の祭事の撮影へとつながっていった。

巻末には哲学者・近藤和敬による解説、芥川賞作家・石井遊佳との対談、甲斐自身による各祭事の概要とあとがきを収録。写真集『骨の髄』は第20回さがみはら写真賞を受賞し、同シリーズの写真展は第45回伊奈信男賞を受賞した。本品は甲斐啓二郎によるサイン入り。

[タイトル] 骨の髄 / Down to the Bone
[出版元] 新宿書房
[出版年月日] 2020年3月20日(初版第1刷)
[ページ数] 132頁
[大きさ] 約267*257*20mm / 1010g
[フォーマット] ハードカバー
[言語] 日本語、英語
[タイトルよみ] ホネ ノ ズイ
[著者・編者等] 甲斐啓二郎 / 写真、近藤和敬 / 解説、石井遊佳 / 対談、鈴木一誌・吉見友希 / ブックデザイン、西川茂 / デジタイズ、シュテファン・ヴューラー / 英訳
[印刷・製本] 光陽社 / 印刷・製本
[ISBN] 9784880084817
[状態] 中古 サイン入り【8】美~並上
[付属品] 帯
[掲載本] -
[関連展覧会] 「骨の髄 / Down to the Bone」銀座ニコンサロン、2020年8月26日–9月8日/「骨の髄」KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭、2025年
[受賞] 第20回さがみはら写真賞/第45回伊奈信男賞
[印刷国] 日本

甲斐啓二郎(かい・けいじろう)1974–

1974年、福岡県生まれ。写真家。

1997年、日本大学理工学部海洋建築工学科卒業。2002年、東京綜合写真専門学校卒業。東京綜合写真専門学校非常勤講師。

スポーツという近代的な概念が成立する以前から世界各地で続く、格闘的な身体行為を伴う祭事を撮影。祭りの外側から記録するのではなく、その内部へ入り込み、人々の身体が密集し、押し合い、ぶつかり合う場に身を置きながら制作を続けている。

2016年、写真展「手負いの熊」「骨の髄」で第28回写真の会賞を受賞。2020年、写真集『骨の髄』で第20回さがみはら写真賞、2021年、同シリーズの写真展で第45回伊奈信男賞を受賞。2025年にはKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭で個展「骨の髄」を開催。

主な写真集に『Shrove Tuesday』(2013)、『手負いの熊』(2016)、『骨の髄』(2020)、『綺羅の晴れ着』(2023)、『一条の鉄 / Ashes to Ashes』(2025)など。

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