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TALBOT William Henry Fox / ウィリアム・ヘンリー・フォックス・トルボット

自然の鉛筆

自然の鉛筆

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ウィリアム・ヘンリー・フォックス・トルボット『自然の鉛筆 / The Pencil of Nature』。1844年から1846年にかけて全6分冊で刊行され、「世界最初の写真集」とも位置づけられる『The Pencil of Nature』の全テキストを日本語に訳し、24点の写真図版とともに収録した2016年刊行の日本語版。

写真術の発明者のひとりであるトルボットは、自ら開発した写真技法によって制作したプリントと文章を組み合わせ、写真が何を写し、どのように利用されうるのかを一冊の書物のなかで示した。建築、静物、複製、人物などを写した24点の図版それぞれに文章が添えられ、写真という新しい媒体の可能性を、その誕生の時点からイメージと言葉の両方によって考えている。

本書の24点の図版は、1989年から2003年までフォックス・トルボット・ミュージアム館長を務めたマイケル・グレイが監修。可能な限りトルボットのオリジナルの紙ネガをもとに制作された印刷用データを使用し、図版のサイズも原典に準拠している。細部や階調だけでなく、当時の写真技法に由来するプリントごとの色味の違いも再現されている。

『自然の鉛筆』全訳と図版解説に加え、「自然・写真・芸術――『自然の鉛筆』考」として、畠山直哉、マイケル・グレイ、青山勝、金井直、ジュゼッペ・ペノーネらによる論考、トルボット自身の書簡を収録。写真史だけでなく、自然、芸術、彫刻、複製、イメージとテキストの関係へと内容を広げている。縦書きと横書きのパートをほぼ同じ頁数で構成し、左右どちらからでも読み始められる造本。編集・翻訳は青山勝、造本設計・デザインは大西正一。

[タイトル] 自然の鉛筆 / The Pencil of Nature
[出版元] 赤々舎
[出版年月日] 2016年1月27日(初版)
[ページ数] 192頁
[大きさ] 約208*308*22mm / 1022g
[フォーマット] ハードカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] シゼン ノ エンピツ
[著者・編者等] ウィリアム・ヘンリー・フォックス・トルボット / 写真・文、青山勝 / 編集・翻訳、マイケル・グレイ / 『自然の鉛筆』図版監修、畠山直哉、マイケル・グレイ、青山勝、ヘンリー・F・トルボット、金井直、ジュゼッペ・ペノーネ / 執筆、大西正一 / 造本設計・デザイン
[印刷・製本] ライブアートブックス / 印刷・製本
[ISBN] 9784865410433
[状態] 中古【5】並(カバー:少破れ補修あり)
[付属品] 帯
[掲載本] 確認中
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ウィリアム・ヘンリー・フォックス・トルボット(William Henry Fox Talbot)1800–1877

1800年、イギリス生まれ。写真術の発明者のひとり。

1830年代より、光によって像を紙に定着させる方法を研究。紙ネガから複数のポジ画像を作ることのできるネガ・ポジ方式を発展させ、のちにカロタイプと呼ばれる写真技法を確立した。

1844年から1846年にかけて『The Pencil of Nature』を全6分冊で刊行。24点の写真プリントと文章を組み合わせ、写真術の特徴とその利用可能性を実例によって示した同書は、「世界最初の写真集」とも位置づけられている。

写真だけでなく、数学、光学、考古学、言語学など幅広い分野に関心を持ち、生涯にわたり研究と著述を続けた。

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