1906 to the skin
1906 to the skin
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石内都が、1906年生まれの舞踏家・大野一雄の身体を撮影した写真集『1906 to the skin』。1994年に河出書房新社より刊行された。
石内は1980年代半ば以降、それまでの横須賀や街の記憶をめぐる仕事から、身体の表面に刻まれた時間や記憶へと関心を広げていった。1987年から、自身と同じ1947年生まれの女性たちの手足を撮影した「1・9・4・7」を制作し、さらに傷跡や皮膚へと被写体を展開している。
本書では、大野一雄の手、足、顔、身体をモノクロームで撮影。年齢を重ねた皮膚の皺や質感、身体の細部をクローズアップし、その表面に残された時間の痕跡を捉えている。舞踏家として長い年月を生きてきた大野の身体を通して、石内が継続して取り組んできた身体、皮膚、記憶という主題を展開した作品集。
1994年にはギャラリー手で「To the Skin」、アメリカのDickson Foundation Galleryで「1906 to the Skin」が開催された。
[タイトル] 1906 to the skin
[出版元] 河出書房新社
[出版年月日] 1994年4月
[ページ数] 頁付きなし(モノクロ60図版)
[大きさ] 約308×225×17mm / -
[フォーマット] ハードカバー
[言語] -
[タイトルよみ] 1906 to the skin
[著者・編者等] 石内都 / 著、鈴木成一 / デザイン
[印刷・製本] 日本写真印刷 / 印刷
[ISBN] 4-309-26220-1
[状態] 中古 並(三方経年薄ヤケ)
[付属品] 帯
[掲載本] -
[関連展覧会] 1994年「To the Skin」ギャラリー手(東京)、「1906 to the Skin」Dickson Foundation Gallery(USA)
石内都(いしうち・みやこ)1947–
1947年生まれ。写真家。横須賀で育ち、多摩美術大学で染色を学ぶ。1975年頃から本格的に写真制作を始め、1978年に初写真集『アパートメント』を刊行。『絶唱、横須賀ストーリー』(1979年)、『連夜の街』(1981年)など、横須賀の街とその記憶を主題とした作品を発表した。
1980年代半ばからは身体の表面へと関心を移し、同世代の女性の手足を撮影した「1・9・4・7」、傷跡を撮影した「scars」などを制作。本書『1906 to the skin』も、皮膚に刻まれた時間や記憶を捉えるこの時期の仕事に位置づけられる。その後、母親の遺品を撮影した「Mother's」や、広島の被爆者の遺品を撮影した「ひろしま」などへと展開した。
2005年、ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館で「Mother's」を展示。主な写真集に『1・9・4・7』『1906・to the skin』『Mother's』『SCARS』『ひろしま』『Frida by Ishiuchi』などがある。作品は東京都写真美術館、東京国立近代美術館、ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、テート・モダン、J.ポール・ゲティ美術館などに収蔵されている。
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