Wonderful Days
Wonderful Days
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深瀬昌久の写真集『Wonderful Days』。1964年、深瀬と妻・洋子が埼玉県草加市の松原団地で暮らし始めた頃、二人の生活に加わったシャム猫のカボと、その数年後、深瀬が釣りの帰りに拾ってきた黒猫のヘボ。二匹の猫と夫婦が過ごした日々を収めた写真集。
本書に収められたのは、深瀬が後年繰り返し撮影する愛猫サスケ以前、1960年代に撮影された未発表作品。残されていた数少ないヴィンテージプリントをもとに制作されている。猫と人が同じ生活圏のなかで過ごす姿が写される一方、カボとヘボの鋭い眼差しや野性味のある表情も残され、親密さだけでは収まらない独特の距離が写真のなかに見えてくる。
編集は大田通貴、テキストはトモ・コスガ、ブックデザインは加藤勝也。グレーのボール紙に白の箔押しを施した表紙、コデックス装、小口にはファイバーラファー加工を採用。小口にあえて毛羽立ちやザラッとした荒い質感を持たせることで、手作り感のある独特の風合いと遊び心を加えている。印刷・製本は山田写真製版所。29点の作品を64頁に収録し、2015年にroshin booksより800部限定で刊行された。
妻や家族、自身の父、そして猫など、身近な存在へ繰り返しカメラを向けた深瀬。そのなかでも本書は、若い深瀬と洋子、そして二匹の猫が暮らしていた時間をたどる作品集。
[タイトル] Wonderful Days
[出版元] roshin books
[出版年月日] 2015年7月2日
[ページ数] 64頁
[図版] 29点
[大きさ] 約210*231*12mm / 435g
[フォーマット] ハードカバー、コデックス装
[言語] 日本語、英語
[タイトルよみ] ワンダフル デイズ
[著者・編者等] 深瀬昌久 / 写真、大田通貴 / 編集、トモ・コスガ / テキスト、加藤勝也 / ブックデザイン
[印刷・製本] 山田写真製版所
[ISBN] 9784990723033
[状態] 中古【7】並上(表紙僅かにヨゴレ)
[付属品] -
[掲載本] -
[関連展覧会] -
深瀬昌久(ふかせ・まさひさ)1934–2012
1934年、北海道生まれ。写真家。
日本大学芸術学部写真学科卒業後、第一宣伝社、河出書房新社などで勤務しながら写真制作を続け、1960年代からフリーランスとして活動。妻・洋子を撮影したシリーズをはじめ、家族や自身の日常など、身近な存在へ繰り返しカメラを向けた。
1970年代以降、「鴉」「サスケ」「家族」「父の記憶」などを発表。猫のサスケを撮影した作品では、猫との生活そのものを写真へ取り込み、深瀬の代表的な仕事のひとつとなった。
1992年の事故以降、写真家としての活動を停止。2012年逝去。没後も未発表作品の整理や写真集の刊行が続いている。
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